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被害者と加害者と・・・ その2

category - 戯言ちくちくw
2011/ 08/ 22
                 
前回書いた時から結構時間がたってしまいました ^^;

アルバイトに行き始めたり、バイトに行ったら体調不良になってやめたり・・・
仕事覚えるのが大変だったのと、家の事やるのが大変だったのと、CG集の製作が大変なのとw

愚痴っぽくなってしまいますが、そんな所ですわーw

アルバイトの事に関しては、また別の機会に書くとして
こんなCG集を書いてますってやつを・・・

006p053

こんな表情になったり、もっと色々な事に僧侶さんがなるCG集を作っています ^^

ネットで仲間には、家の状態とか体の状態とか知って
『絵なんて描いてて良いの?』
なんて言われますが、こんな状態だからこそ描いているともいえます。
今出来る事といえば、この位しか出来ないので・・・ ^^;

一応、9月中には完成させてダウンロード販売
冬コミに参加出来れば、そちらで限定パッケ販売にしようかと考えています。
まぢで必死に作っているので、楽しみにしていて下さい ^^


それでは、前回の続きを書こうと思います。
私自身の気持ちも落ち着いたので、文章がゆるゆるになってるかもですがご了承下さい。


            

病院へ向かう救急車の中で、母はずっと

『他の人が襲われなくてよかった・・・』
『子供たちじゃなくて良かった・・・』

と、苦痛に顔を歪めながら唸りつつも、つぶやき続けていた。
私にとっては、誰が襲われても困る。

『自分だから大丈夫』と思っている人がいるかもしれない。
『自分なら大丈夫』と思っている人がいるかもしれない。
私から言わせてもらえば、誰がどうなっても困るのだ!!

それが、自分の家族 ましてや母親となればもっての外だ。
嫌いなのだ・・・
日本人の独自の持っている『自分さえ我慢すれば良い』みたいな考え方
誰がどうなっても困る私としては、我慢さえすれば良い的なくだらない美徳の様なモンは何も解決しない
その私が嫌いな部分を、母は地で進んでいる様に見えた。
私は、母の体を黙って抑えている事しか出来なかった・・・

『腕の太い所だから、大丈夫だろう・・・』

自分に言い聞かせる様に、そう言っていた。
傷口を見ていた私としては、それに対しても『血は止まっているから大丈夫だよ。病院に行くから大丈夫だよ。』としか言えない・・・
血だらけの道路、よく分からない飛び散った白いモンと肉片の様なもの・・・
そして、腕の組織が見えている深い傷口・・・
そうした光景と、あの必死で悲痛な叫び声が目の前にいる母の声だったと思うといてもたってもいられない・・・
『離してください!!お願いします!!』が・・・徐々に頭の中で、『助けて下さい!!お願いします!!』に聞こえていた様に思えてくる・・・
それが、本当の心の叫びだったのだと思う。

『家の方は大丈夫?・・・戸締りはした? 家の鍵閉めて・・・ ○○ちゃん(甥子の名前)は大丈夫?』

もともと心配性で、外に出かけても家の事が気になっている様だった。
何も悪い事をしているわけでも、したわけでもない・・・
喘息の持病を抱えながらも、これだけ周囲に気を使い心配して一生懸命に頑張っているのに何故こんな事に・・・
ただ、頭の中はそれだけで一杯になっていた。


しばらくして、病院に着き 救急の勤務経験があったので
さっさと邪魔にならない様にして、病院の受付を済ます。
あせる様子も無く、冷静に淡々としていたのだろう・・・
受付の人も、救急車で運ばれた者の家族です と言っても、あまりピンと来た様子が無かった。
こっちは急いでいるから、早く診て欲しいから出来る限りの協力をして無駄の無い様に行動をしているつもりなのだが・・・理解されない様だ・・・
救急車をよぶ時の電話の時も、そうだった様に感じた。

正直焦っている、しかし焦ったら負けだと思っている。
しかし、焦らずに対応しても 焦って対応しても大差は無いのか!? と、ぶっちゃけツッコミを入れたくなる。

受付を済ませ、家に連絡を入れる。
救急に着き、今受付を済ませて待合室で待っているという事
親戚の家へ連絡を入れたりして貰うなどの話をした。

しばらくして、加害者側の人が来た。
犬を散歩していたおっさんと、その家族の奥さんだった。
加害者側のおっさんは、犬を引き離す時に自分も指を切ってしまったと言っていた。
言い訳がましく聞こえたし、指を切った程度の怪我で腕をボロボロにされた自分の母親と吊り合う訳が無いではないか・・・
そもそも、自分の犬を散歩させていたのか 自分が散歩させて貰っていたのか解らないが、自分の飼っている動物に振り回されるのならば最初から飼うべきでは無いのだ。
怒りと、憎しみと、心配と今後の不安など・・・色々と入り混じった感情が、更に込みあがってくる・・・
しかし、母親の傷が治るのが一番大事だと自分に言い聞かせて 必死に耐えた。

その後、叔母さんが来た。
救急で運ばれた病院の婦長だか、その上だかをやっている人だ。
『大変だったでしょう・・・大丈夫?』
そんな言葉をかけられたと思う・・・
私に対しての言葉だったのだろう。
いつもそうだ・・・ 自分に対して声をかけてくれるのは、この叔母さんだけだった・・・
その辺で世間話などする時なども、小さい頃から
『お母さんの喘息大丈夫?』とか、そんな切り出し方を毎度されてきた。
『いあー、今日は良い天気ですねーw』とか、そんな切り出し方をしろって訳ではないが・・・
私と仲が良くなる奴は、『おーう ^^ 山根元気かー?』そんなのが多い気がする。
どの様な状況であれ、それに関係している当事者も苦しんでいる部分を理解してくれているのは叔母さんだと思っている。
もしくは、その辺を理解した上で社交辞令的に言葉が自然と出るのかもしれないがw
色白で相変わらず美人で、爆乳だから私は大好きだ ^^

叔母さんと言葉を交わし、加害者側の人とは距離を置き・・・更に待っていたら、診察室に呼ばれた。
状況を説明される。

傷の深さは、5cm程度 かなり深いです。
長さは、一番長い所で12cm位でしょうか・・・
複数箇所噛まれていて、専門の外科の先生を今呼んでいます。
それから、専門の先生と相談をして今後どうするかを決めたいと思います。

そんな内容だった。
解っている・・・
救急は、応急処置の場であり 専門の医師が全部いて 全部ドンドンやれる訳ではないのだ・・・
しかし、対処が遅くないか? ってのが正直な感想だった。
大した事ないのに、救急車を呼んだり 救急で病院にかかっている患者が多いのがこの状態を生み出している様に思えてならなかった・・・

母にその後、一度目の面会となる。
腕に包帯を巻いて、仰向けになった状態で疲れきった表情の母が横になっていた。

私 『傷が大きいから、専門の先生に診てもらうんだって・・・
   専門の先生に診て貰えるなら、ちゃんと治して貰えるよ・・・』

そんな言葉しか出てこなかった・・・

母 『・・・家に帰れるかな・・・』

おいおい・・・帰られる傷ぢゃねーぞ・・・
必死になっていたから状況が解ってなかったのと、怖いから傷を見なかった事・・・
ある種の、自己防衛による現実逃避が混じっていたのかもしれない。

私 『どうだろうね・・・専門の先生が来てから、聞いてみるよ・・・
   先生が来るまで、待ってないといけない』

母 『・・・そっか・・・傷口はね、麻酔して洗ったんだよ・・・だから痛くないんだけどな・・・』

自分の身に起きた突然の事故に対する、不安と心配・・・
家においてきた家族や、今後への不安と心配・・・
色々と入り混じった表情で私を見つめていた。

どの位話をしたか解らないが、そんなに長く会話をしていた覚えは無い・・・
いたたまれなくなって、家に電話をするから・・・心配しないでね・・・
そんな言葉をかけて、母親から離れたかもしれない


待合室に戻り、すぐに家に電話
医者に言われた事を話する。
父親が出て、こっちに来ると言い出した。
私は止めた。 車の免許も持ってない。 家に甥っ子と姉とを残して家の主がホイホイ出てきて、字もろくに書けないのに何が出来るのだ・・・
しかも、加害者側の人間との交渉はこの時点で始まっているのだ。
下手な事を言われたり、相手に手出しをされたらたまったモンじゃない・・・
しかも、誰が救急病院まで連れてくるのだ?
甥っ子を連れて、姉と三人で姉の運転で来るつもりなのだろうか?
本当にイラついた・・・
状況と自分の立場や、出来る事を考えてから言葉を言って欲しいもんだ。

状況が変わり次第、また連絡をする様に告げて家で待機する様に指示を出して電話を切った。
これだから、馬鹿は嫌いなのだ・・・
今、思い返しても そう思っていただろうw

病院へ着いて、何時間たったであろう・・・
1時間・・・いや・・・もっとかもしれない・・・
二度目の医者からの呼び出しが来た。

専門の外科医が着いたのだ。
製剤の同意書と、手術の同意書・・・それが、用意されていた。
見てすぐに解ったから、ある意味嫌なモンだ。

内容としては、同意書にサインを欲しい。
サインを貰えれば、手術にすぐに移れる。
また、すぐに手術をするか それとも明日にするか・・・ そんな内容だった・・・

サインでも何でもする!!
どうでも良いから、とっとと手術して治してくれー!!

そんな言葉が出そうになる・・・
そう・・・犬でも猫でも、咬傷は怖いのだ・・・
無駄に知識がある分、余計に心配になってくる。

詳しくは、こっち見た方が早い

http://www.umeyama.jp/roku174.html


早い話が、バイキンが入る。
腕が動かない、下手すりゃ死ぬ ってのも場所が場所なだけにある訳だ。

サインをして、一応の病院側からの手術の説明を医師から受ける。
丁寧に説明してくれた・・・
専門用語をいちいち噛み砕いて説明してくれた・・・
うざかったw
自分の知っている言葉を、いちいち事細かく説明してくれるのだ。

自分は医療従事者だった者なので、解りますから手術をして下さい。

言いたいけど言えない・・・
相手も人間だ・・・ 気分を害されては困る ^^;


その日の二度目の母との面会だ。
救急の処置台から、普通のベットに点滴をして横になっていた。

その時は、叔母さんも一緒だった。
叔母さんと、母が会話を交わす。
私からは、これから専門の先生が手術をしてくれるという事を話をする。

医師の説明では、全身麻酔をしての手術となる と説明を受けていたが、不安をあおるといけないので伏せておいた。
しかし、本人はその点も承知していた。

母 『全身麻酔をして手術だって・・・ 怖いな・・・』

たとえ親であれ、なんであれ・・・ 怖いモンは怖いし、不安なのは不安だ。
そんなのは、人間である以上は当たり前だ。

私 『全部ちゃんと手術するのには、そっちの方が良いじゃん。
   部分麻酔で、手術してるのを見てるよりも 寝ている間に全部終わった方が良いじゃん。』

そんな言葉をかけたと思う。
はっきり言って、歯医者で痛い思いをするのであれば
全身麻酔をかけて、歯の治療を出来ないものか・・・? と本気で考えていた。
寝ている間に、痛い思いをしないで歯の治療が終わっている!!
これ、凄い!! いあ、まぢでw

その後に、全身麻酔に関して自分は無知だったと知る事になるのだが・・・
その時は知る由もなかった。



思った以上に長い文章になりました・・・
まだまだ続きます。
これは、実話です。

自分でもよく覚えているなー・・・と思いますが、それだけ色々な思いがありました。
また、後日続きは書こうと思います。

それまで、しばしお待ち下さい・・・ ^^

今後とも宜しくです。

            
                                  

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